2008年04月18日

こんな親はモンスターペアレントと呼ぶのか?

我々が関わってきたモンスターペアレントの数は、すでに数百人なんですが・・・

「学校に理不尽な要求をする親」という認識は、少し変わってきた。


前回紹介した「過剰優遇ペアレント」も一つの例だけど、今回紹介するのは、新種なのか?それとも・・・



昔から子どもの躾に厳しい親っていたんですが、我が子を思うが故に厳しくなりすぎる親も、周囲の大人や学校関係者から見れば迷惑な存在である事は間違いない。



大体、小学生くらいの子どもは、好奇心旺盛で善悪の区別より好奇心が優先してしまうものである。


それ故に、悪い事や危険な事もやってしまう。

間違いは誰にでもあるのだ。それが子どもなら大人よりも間違いを犯す可能性は高いものだ。

イカンのは、同じ過ちを繰り返す事。

だから、親をはじめ、学校関係者、周囲の大人は、間違いを犯してしまった子どもに対し、「愛情を持って叱る」という事が大切。

子どもは、そこで善悪の判断基準を学ぶのだ。


しかし、子どもの過ちを必要以上に責める親がいたんです。

その母親は、日頃から感情的になって子どもを叱っていたようです。

近所の住民が、心配になるほどに厳しかったようです。


私は、子どもの躾に対して、必要ならば体罰も容認しています。

何でもかんでも、体罰を否定する風潮ですが、体罰は必要です。

言葉の意味がよく理解できない小さな子どもを叱る時は、言葉で説教するよりも、抓ったり、拳骨したりするほうが効果的なんです。


もちろん度合いにもよるのですが、愛情を持って拳骨するなら、やり過ぎって事はないでしょう。


しかし厳しすぎた場合、子どもが愛情を感じられなくなります。


厳しい母親に、怒られた後その小学生は家を飛び出しました。

夜になっても帰ってこない為、結局は捜索願が出されました。

その時は、警察をはじめ、近所の住民、学校関係者、地元の消防団などが、夜通し捜索したのですが見つかりませんでした。

暗闇の中、逃げ回る少年を見つけるのは困難を極めます。

名前を呼んで近づけば、見つかる前に少年は逃げちゃいます。

懐中電灯の光をみれば、隠れてしまいます。



結局、発見されたのは朝方でした。


周囲が明るくなれば簡単に見つけることが可能なんです。


捜索に関わった人たちの顔が、安堵の表情にかわりました。


母親は捜索してくれた人たちにお礼をいいました。

その直後、見つかった子どもに拳骨をして、捜索してくれた人たちにお礼を言うように促しました。


安堵の表情を浮かべていた人たちの顔が、一瞬こわばりました。

拳骨が強烈だったのです。

「また家出するかも?」という不安が頭をよぎりました。

あきらかに「やり過ぎだろう」と感じたのです。


この時は、すかさず消防団の団長さんが母親をなだめていました。



この母親をモンスターと呼ぶのか?

学校に理不尽な要求をしているわけでは無い。

しかし、学校側から見れば難儀な親である。

影響度を考えれば、理不尽な要求以上に困った親である。




我々はその後、事情を知る人に聞いてみた。

やはり日常的に厳しすぎると感じていた大人が多かった。

そこで一計を案じる事になったのだが

そこの親戚と私は知り合いだったから、親戚の人に

「あまり厳しいと、躾の範疇を超えてしまう。子どもが家に居たくないほどの恐怖心を持つと、家出だって考えるでしょう。すると今回のように大勢の人たちに迷惑を掛ける事にもなるので、子育ての先輩としてアドバイスしてもらえないだろうか?」

と相談をした。


快く引き受けてくれたから、よかったですよ。


その後、しばらくは

「まだ厳しいようです」という報告を受けたが、徐々に改善されて最近は「厳しすぎる」という報告は聞かなくなった。

解決したとは思わないが、その後家出騒動が起きなかったので、再発防止にはなったと思う。


子育てって難しいですね。

今回の親をモンスターペアレントとは思わないが、学校関係者から見れば難儀な親であることは間違いない。



ちなみに、その子の担任と学年担当の先生は、捜索してくれた警察や消防団、周辺の住民の人たちにキチンとお礼を言って帰ったよ。

シッカリした担任だと我々は安心したね。


しかし


学校の校長と教頭は、生徒が見つかった時点で、何も言わずに帰ったそうです。

朝から、学校に行かなければイカンので、すぐにでも帰りたい気持ちは解からんでもないが、それは捜索に参加した人たちも同じ事だ。

キチンとお礼をいった担任・学年担当の先生は、シッカリしてると思ったけど、上司である校長・教頭はダメだなあ〜と思いました。

[スポンサードリンク]


posted by たばこ屋のオッサン(隊長) at 14:14 | 新種のモンスターペアレント

2008年04月09日

無理難題を押し付けるモンスターだけでは・・・

実際多くのモンスターペアレントと戦ってきましたが・・・・

結局は、無理難題やトラブルを一つ一つ解決したに過ぎず

モンスターペアレントの根絶なんて・・・無理なのか?


戦った経緯を詳細に報告できたら良いんですが

個人的な内容を多く含むため、報告する内容が制約されるし


同じ人物が同じような無理難題を教師に押し付ける事はなくなって来ているようであるが・・・

教師が黙殺してしまえば、我々には情報が入ってこない。


実際に戦った成果というのは上がっているのか?



そして・・・

少し前から気になっていた存在が・・・

過剰に参加したがる父母の会の存在。


学校側に無理難題を押し付ける訳では無いのでモンスターペアレントと呼べるのかどうか?

また、戦いようのない相手なのだ・・・



例えば中学校の部活動の問題なのだが

隊長の母校には、県内でも上位にランクされる部活動があるんです。

母校の部活が強かったら、隊長としても喜ばしい限りなのだが

毎週日曜日に遠征に行って対外試合を経験させている。

もちろん顧問の先生方が引率していくのであるが

ここで交通手段は、父母の会の自家用車を使うのである。

公共の交通機関を使えば、莫大な費用になる。

よって、保母の会の登場だ。


この事自体は、事故などのリスクがあるので賛同しかねるが

まあ我々の許容範囲内だと思っている。悪い事じゃないしね。



しかし・・・遠征の際に父母の会のメンバーが

引率の先生の弁当代を負担するってのはいかがなものか?


休日返上で部活動に励む先生に

せめてお弁当くらいは・・・

って気持ちは解かるし、それくらいの誠意があって良いとおもう。


だが、どんどんエスカレートしていって


1食の弁当代が数千円の高級弁当に変化して来ている。


先生は先生で、その事が当たり前になって来ている。


最初は丁重に断る姿勢を見せていた先生方が、しばらく経つと慣れてしまって、当然のように高級弁当を食べている。


あまり良い光景では無いなと思う。


当然、弊害もある。

父母の会のメンバー全員が日曜日に休める仕事では無い。

すると、必然的に遠征に同行する父兄は限られてくる。


毎週遠征に同行する父兄は、仕事を理由に遠征に同行しない親たちに不満を持ち始める。

不満に気がついた父兄は仕事を休んで、遠征に参加するようになって来ている。



また、先生方も選手を選ぶ時に

親が同行していない部員より、毎週同行してくれる親の手前、同行してくれる親の子どもを優先して試合に使わざる得ないと言うのである。


練習試合だから・・・親の事も考慮します。

公式戦では実力重視で選抜します。

というのである。



何の為の遠征なんだろう?

頑張っている選手を優先すべきじゃないのか?



生徒たちにとって、部活というのは中学校生活の中心だと思う。

我々の時は、中学の勉強より部活動の方が大事だったよ。

学校は勉強するところだけど、部活で鍛えられ上下関係を知る事も大切な勉強だと思う。

生徒達が部活中心の考え方になっても良いと思う。

一生に一度(しかも3年間限定)しか経験できない中学生活である。



しかし、父兄が仕事を休んで部活の遠征に同行するっていかがなものだろう。


生徒にとっては重大なイベントであるが・・・

父兄にとって、仕事より優先させるべき遠征なんだろうか?



また、せっかく休日返上で引率している先生方も

同行した父兄に気を使って、不本意な選手選抜と不本意な対外試合をしていては、何の為に休日返上で遠征しているのやら・・・

本末転倒である。



学校に理不尽な要求をする父兄をモンスターペアレントと称するが

先生方を過剰に高待遇する父兄をなんと呼ぼう。



父兄に遠慮しなければならないほど、先生を高待遇するって言うのは、理不尽な要求をしているのと、なんら変わりがないように感じるのだ。


否、むしろコッチの方がタチが悪い。

理不尽な要求をする親ならば、我々が解決に乗り出す事が出来る。

しかし、表面上なんの要求もしていない親に対して、我々がでしゃばる訳には行かない。


過剰高待遇ペアレントに対して、モンスターペアレントバスターズは対応出来ないのである。

しかも、コッチの問題の方が理不尽な要求をするモンスターペアレント問題より深刻化している。


我々が中学生の頃は、子どもの部活に親がしゃしゃり出るモノではなかった。

時代が変わり、子どもの部活も親の手助けが必要な時代になったんだろう。

でも先生まで可愛がって毎週高級弁当とか折り詰めとか提供するのは、先生方からすれば有難迷惑な話だろう。

また、仕事を持つ親からすれば・・・日曜日に遠征に同行しなくても不満を持たれる筋合いの話ではないと思うであろう。


過剰高待遇ペアレントは、やはりモンスターペアレント新種なんだろうと考えている。

[スポンサードリンク]


posted by たばこ屋のオッサン(隊長) at 14:03 | 新種のモンスターペアレント
お子様の教育にお役に立てそうな商品です。
親子で楽しむ教育ソフト scope kids【2−HAN】親子で楽しむ教育ソフト scope ki...
2,625円
3歳〜12歳の子供たちの「一般的な知識・考える力・想像する力」を育成します。

Ads by 電脳卸




×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。